髪によい食品というと、よく昔から海藻類と言われています。

確かに、海藻類の成分であるヨードは、髪がっくられる過程ではたいへん重要な役割を果たしますが、それほどヨードは日本人にとって不足している成分ではありません。むしろ、取りすぎると皮膚が紫外線を吸収しやすくなり、その結果、体の中の活性酸素(毒素)の量が多くなって皮膚が老化したりメラニン色素が増えるので、シミや小ジワの原因になるのです。

髪の成分のほとんどは、ヨードではなく、たんぱく質でつくられています、したがって、良い髪をつくるためには、ます良質なたんぱく質である、大豆製品や牛乳、肉や魚を豊富に取ることが大切なのです。そのうえで、微量栄養素であるビタミン類やミネラルも重要な役割をします。これらの栄養素がどの食品に入っているかを以下にあげてみます。

 

これらの、育毛剤の効果が思ったほどに上がらないのは、本来育毛剤の成分は皮膚からは直接人らないからです。皮膚には衣皮の中の有棘層がバリアの働きをして外部からの異物進入を阻んでいるからなのです。

では、育毛剤はとこから毛根に入っていくのでしょうか。それは、先に書いたように髪と皮膚の間にある毛孔の隙間から入っていくのです。ところが、この毛孔の隙間には頭皮から出る皮脂が皮膚のたんぱく質ごとにケラチン)の老廃物とともにくっつき、フタをして育毛剤の成分が毛根へ進入するのを阻んでしまいます。育毛剤をより有効的に使うには、この皮脂とたんぱく質のフタを取らなければなりません。ではこのフタを取るにはどうしたら良いでしょうか。

残念ながら、このフタはシャンプーではなかなか取れません。これを取るには、まずこの皮脂のフタを溶かすスキャルプクレンジンダ(皮脂とたんぱくを溶かす乳化剤)を頭皮に塗り、地肌をもむようによくマッサージします。この後、その美容室にスキャルプ循環器があれば、10分間ぐらい流してもらえば、きれいにこの皮脂のふたが取れていきます。このとき頭皮をマッサージしながら行うので、十分にリラクゼーションができます。一ヵ月に一度くらいやってもらえば毛孔はすごくきれいに保てます。

自宅で行う場合は、循環器がないので完全ではありませんが、シャンプー前にスキャルプクレンジングを週一回マッサージをしながら使用すればだいぶ取れてきます。その後、育毛剤でマッサージすればその成分が毛根まで浸透します。

育毛スキャルプは髪の毛のヘアサイクルを活性化し、抜け毛を防ぐだけではなく新しく生えてくる髪も丈夫でしっかりした髪にします。

 

  1. 育毛剤の効果を高めるには毛穴に詰まつた皮脂や皮膚の汚れのフタを溶かさなければならない。
  2. 汚れのフタを取り除くにはスキャルプ循環器を使つたスキャルプケアをするとよい。 

抜け毛が気になってきたとき、やはり、頼りにするのは育毛剤。しかしその前に、その人に合った良いシャンプーで毎日洗い、髪や頭皮を清潔にしておくことがいちばん大切です。育毛剤の成分か入っていくのは皮膚と毛根の隙間の毛孔からですが、ここが老廃物や
皮脂で汚れて詰まっていたら肝心の成分が中に入っていきません。それどころか皮脂や整髪料などで汚れた皮膚に繁殖している細菌が、その成分を酸化分解して効果をなくしてしまいます。

 

シャンプーするたびに髪が抜ける、洗面所やお風呂場の排水口に詰まった髪を見るたびにうらめしく思うのは、薄毛族のひとりである私だけではないと思います。

なぜ、髪は抜けるのでしょうか?

髪は常に一定の速度で成長しているわけではなく、成長期、退行期、休止期というサイクルを繰り返しています。一般に髪が抜けるというのは、髪がこの休止期に入って毛根から脱落することを言います(成長期脱毛もあります)。

つまり髪は健康な状態でも一日50本から100本は抜けるのですが、これが150本から200本を超えると危険信号です。日安は朝起きた時、まくらやシーツに10本以上の抜け毛があると危ないと言えるでしょう。

では、男性ではなく女性の脱毛症の種類についても次に書いておきます。

 

髪を洗ったばかりでもすぐフケが出る人がいます。フケは他人に不快感を与えるばかりでなく、本人にもカユミなどを伴うので嫌なものです。それに、もっと困るのは抜け毛のいちばんの原因にもなるのです。

フケ症には大きく分けて二つのタイプがあります。一つは、皮脂腺の機能が低下したために皮脂が出なくなり、頭皮が乾燥し、荒れて皮膚の角質屑がはがれ落ちる現象です。これを、「枇糠性のフケ症」と言い、外見上はパラパラした小さなフケが出るのが特徴で、お
年寄りや乾燥肌のかた、アトピーのかたの中にまれに見られます。

 

スタイリング剤の使い方

朝の忙しい時、眠い目をこすりながら出勤まであと数分しかない、でも髪が全然キマらない、こんな経験をされたかたはたくさんいると思います。

「ヘアスタイリングが短時間でカンタンに決まる」これがお寝坊さんの夢です。

スタイリングを楽にするには、そのスタイルのベースになるカットやパーマにスタイルに沿った計算がされていないとできません。技術レベルの高い美容師の手にかかれば、そんな条件の悪い髪でも、今流行のスタイルなら、洗った後のドライヤーでフィンガーブロー
(手で乾かす)をするだけである程度の整った形に仕上がります。

 

肩よりちょっと長めの髪で、非常に枝毛の多い女性のお客様が見えたことがありました。

パーマが強くかかっているわけでもないし、髪を染めてもいません。その時はカットをして枝毛を取ってあげたのですが、ひと月ほどして再び来店したら、またも枝毛の問屋さん状態です。シャンプーも良い物を使っていると言うし、トリートメントも時々していると言うし、何か原因かなと、いろいろ質間をしてみました。

髪を明るく染めた20歳前後の女の子のお客様。カットをしている時に、彼女が言いました。

「あたしの髪って、どんなシャンプーを使ってもキシンでパサパサになっちゃうの。洗っている途中に切れちゃったりするしい」

そこで私は彼女が帰るときに、「これ、おじさんがっくったシャンプーとトリートメントだから使ってみて」と小さなサンプルを渡しました。

日本にシャンプー出回り始めた昭和30年ごろのシャンプーはABS系(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)といわれる「合成洗剤系シャンプー」が中心でした。俗に言う石油系の合性洗剤です。台所用洗剤と同じで、汚れはよく落ちますが、皮膚に対する毒性が強く、髪の中のたんぱく質なども分解し、外へ出してしまうので、髪を傷める原因をつくりました。まさに、枝毛や切れ毛を気にする人たちが急に増え始めたのもこのころでした。

「リンスとトリートメントつてどこが違うの」という質間にしっかり答えられる人が意外と少ないのには驚きました。皆さんはごぞんじですか?

この間題を解くために、英語の言葉の意味から調べてみましょう。

「リンス」は英語で「すすぐ」、「トリートメント」は「治療や手当て」という意味です。この通り、リンスはシャンプーした髪をお湯ですすぐときに使うものです。一方、トリートメントはそれ以上の効果を期待するという違いがあります。でも、これだけでは充分な答えになっていません。